関口コオ

関口コオ作品(切り絵)の展示

切り絵…
  紙というなじみのある素材が芸術に姿をかえます。
 本校卒業生である関口コオ氏は、極めて精密な手法を用いて、柔らかな日本の紙・和紙を手作業で切り抜き、詩情豊かに独自の美の世界を創りだします。
  子供時代の情景、ふるさとの穏やかで季節感あふれる風景、思い出の中にある情景、あどけない子どもから魅力的な女性まで、さまざまな対象が多様な線と面により表現されます。
  関口コオ氏は、日本切り絵界の第一人者です。
 本校では、関口コオ氏の作品を常設展示するミニギャラリーを設置しました。生徒の豊かな心を育むとともに 、「人にやさしい」あたたかな環境づくりがねらいです。
 ミニギャラリーは、正面玄関を入ったところにあります。これまでに関口さんから本校に寄贈された切り絵7点に、 本校職員が所有する1点を加え、計8点を展示しています。また、校長室と会議室にも、関口さんからの寄贈作品を1点ずつ展示しています。関口コオ氏の独特の世界を、来校した折に楽しんでください。 立派な作品の数々を多くの方に見てもらえれば幸いです。  
 平成18年度の開校記念式典では、前年の文部科学大臣表彰受賞を記念して関口さんに講演をしていただきました。
こちらもご覧ください
文部科学大臣表彰祝賀会  平成18年2月4日
第68回開校記念講演「生涯、夢に向って」  平成18年4月21日